風間俊介が語る、『それでも俺は、妻としたい』から思う夫婦の在り方「言葉だけでは安心してはいけない不確かなもの」
#芸能 #俳優 #インタビュー 2025.2.1

真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』が2025年1月11日に放送を開始した。 主人公の柳田豪太(風間俊介)は売れない脚本家。収入もなくヒモ同然の豪太と息子・太郎(嶋田鉄太)の生活を支えるのは妻のチカ(MEGUMI)。豪太はあの手この手を使ってチカとセックスしようと奮闘するが、チカはそんな豪太をとことん罵倒する。
「したい」夫と「したくない」妻、夜の営みをめぐる攻防戦の結末やいかに――。 本作はNHK連続テレビ小説『ブギウギ』や映画『百円の恋』を手掛けた足立紳による"ほぼ実録"の同名小説が原作の夫婦"性"活エンターテインメント。ヒロイン・チカは自身の妻をモデルとしており、足立自ら脚本・監督も手がける。 今回は、豪太を演じる風間俊介に話を聞いた。 ――脚本のご感想をお聞かせください 「脚本を読んだとき、ここまで赤裸々にここまでつまびらかに作品にして良いのだろうかという面白さと戸惑いがありました。すごくチャレンジな企画だなと思ったのでそこに惹かれていきました」 ――監督の足立さんとはどんなお話をされましたか? 「最初は足立さんが『この作品は僕の話をもとにはしているけれど、ちゃんとフィクションです』とおっしゃっていたんです。そんななか、僕が『この豪太はおかしい』、『豪太は最低だ』と豪太をケチョンケチョンに言っていたら、だんだん監督が下を向き始めてしまって(笑)。監督に『監督は実際にはこのセリフは言ってないですよね?』といったら『それは言ったんですけど...』みたいな感じで(笑)。半分くらい実話だと思ってクランクインしたら、ほぼ実話だったっていう。最終的には、監督の生きざまを僕を通して表現するんだと思って演じていました」