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河合優実主演の「ナミビアの砂漠」など山中瑶子監督作を宇垣美里が語る。この不安定でキツい世の中に見えた希望に涙があふれる<宇垣美里のときめくシネマ>

アナウンサー・俳優として活躍中の宇垣美里さん。映画・マンガなどさまざまなサブカルチャーをこよなく愛する彼女が、映画について語るこの連載。今回は、新鋭・山中瑤子監督の話題作「ナミビアの砂漠」(2月2日(日)21:00~WOWOWシネマ)と、初監督作品「あみこ」(2月2日(日)23:30~WOWOWシネマ)の見どころを紹介! 2024年、最も心揺さぶられた作品は間違いなく「ナミビアの砂漠」。冒頭からのっしのっしと大股で駅前を闊歩する河合優実が、圧倒的な力強さで私の心を奪っていった。その衝撃をなんと表現すればいいだろう。安易な共感を拒絶する眼差し、薄っぺらな言語化を許さない奥行きのある佇まい、ただそこにいるだけで物語を紡ぎ始める存在感はあまりにも魅力的で、そんな彼女が演じるカナは2020年代を代表するヒロインといって過言ではない。 恋人と同棲しながら脱毛サロンで働く21歳のカナは、世の中や自分の人生に退屈していた。やり場のない感情を抱えて生きる彼女は、優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシへと彼氏を乗り換え、新しい生活を始めるものの、次第に追い詰められ自分を見失っていく。

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