松下洸平の気迫に満ちた体当たりの熱演も...息子を想う気持ちを切々と訴える富田靖子の長セリフに心揺さぶられる渾身の2人舞台「母と暮せば」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.12.17

吉永小百合と二宮和也を主演に迎え、名匠・山田洋次監督が製作した映画でも広く知られる「母と暮せば」。"ヒロシマ"が舞台の戯曲「父と暮せば」(1994年初演)を生み、その対になる作品を残す...という劇作家・井上ひさしの構想を受け継ぎ、現・こまつ座代表の井上麻矢が企画し、山田洋次監督がメガホンをとった"ナガサキ"の物語だ。 2018年には山田監督の監修、栗山民也の演出のもと、こまつ座公演「母と暮せば」として初演。2021年の再演、2024年の再々演と、同じキャストやスタッフが集結して繰り返し上演されている。