江口洋介&蒔田彩珠がドラマ「誰かがこの町で」で再共演!撮影中の蒔田を見守る江口の心境は「父親のような気持ち」
#芸能 #俳優・女優 #インタビュー 2024.12.3

佐野広実原作の「誰かがこの町で」がWOWOWの連続ドラマWで12月8日から放送・配信される。 児童養護施設で育った望月麻希と弁護士事務所で働く真崎雄一が、19年前に失踪した家族の行方を探すうちに、かつてとある高級住宅街で起きた未解決の児童誘拐殺人が浮かび上がる。外界から隔離されたこの街で、何が起こったのか。そして、麻希の家族はどこにいるのか。 どこででも起こり得る社会性や人間性をテーマにした社会派サスペンスとなる本作で、真崎雄一と望月麻希を演じた江口洋介&蒔田彩珠の2人に話を聞いた。 ――「誰かがこの町で」のオファーが来た時の印象や物語の感想は? 江口「最初に、ある町に起こった集団による同調圧力と忖度の恐怖を描いた社会派サスペンスといううたい文句にやってみようかなという思いを感じました。同調圧力から起こる事件ってものすごく多いだろうし、最近は映画でも取り上げる機会がだんだん増えてきています。その中で、今回の作品は地上波ではなかなか体験しないストーリーだと思うし、逆にどんなふうに映像化されるのか楽しみですね」 蒔田「今回は1つの街で起こったことでしたが、本質の大小は違っても例えばマンションだったり学校だったり、実はどこにでもある話をテーマにした作品だと思います。それもあって、内容が想像しにくいということはありませんでした。ただ、麻希は全く身内がいなくて、だからこそ自分の過去や家族について調べたいという少女でしたが、そこは今までに演じたことのない設定でした」