中島健人が語る映画文化と旅。パワーアップした「映画の旅人」で思うこと「未来への布石となる番組」
#芸能 #俳優・女優 #インタビュー 2024.11.22

WOWOWで2021年1月の放送開始以来、3年にわたり中島健人がMCを務めてきた映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」が、2024年7月からパワーアップ。『中島健人 映画の旅人』として新たに旅の要素が加わり、世界中の映画人と交流しながら、映画というカルチャーを深堀りしていく。 今回は、ここまでインドやタイなどを巡ってきた中島にインタビューを実施。これまでの旅で思い出に残っていることや番組の意義についても話を聞いた。 ――今年から番組がリニューアルしました。新たに旅という要素が加わりましたね 「国内だけではなく、いろいろな国々を巡りながら映画文化をお届けする番組は珍しいと思います。しかも、これほど深堀りしている映画番組は少ない。映画+外国を巡るという、僕の好きなことを番組を通してできることがすごく嬉しいです」 ――前身の番組も含め、すでに様々な国々を巡ってきましたが、まずはインドで驚いたことを教えてください 「ダンスカルチャーが映画の中に標準装備されていることですね。日本では劇中にダンスシーンを入れると、ミュージカル仕様になると思うんですけど、インドではスタンダードなんです。しかも振付師の地位がすごく高い。映画製作においても監督やプロデューサーと渡り合える、そういうレベルで振付師の方が存在していてカルチャーショックでした。現地で監督や振付師の方と話して、常識が国々によっていかに違うかが感じ取れましたね」