初の映画単独主演を務めたFANTASTICS・八木勇征「海ちゃんの一言にグッときました」映画『矢野くんの普通の日々』
#芸能 #俳優・女優 #インタビュー 2024.11.18
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ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルであり、俳優としても活躍中の八木勇征が主演を務める映画『矢野くんの普通の日々』が11月15日より公開された。 同作は田村結衣による人気ラブコメ漫画の実写映画化。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描いたストーリー。 今回は八木にインタビューを行い、本作の魅力や撮影中のエピソードについてたっぷりと語ってもらった。 ――原作や脚本などを通して感じた物語の印象を教えてください 「矢野くんという特殊な1人のキャラクターがいることによって、日常の当たり前が全然当たり前じゃないことに気づかされる作品だなと思いました。もともと原作を読んでいたときには、矢野くんの怪我の描写に妖艶さや色気を感じていました。実際、原作だとヒロインの吉田(清子)さんは、血を流している矢野くんを見てドキッとしていたんです。そういうところからも、今までの少女漫画とはまた違ったベクトルの作品だなと感じました」 ――そこの妖艶さを演じる時には意識されたのでしょうか? 「意識はしたものの、映画では直接的な怪我のシーンはなかったので、よりポップでよりコミカルでかわいらしさのある作品になっていると思います。それでいて、原作ファンの人が見たときには新しい『矢野くんの普通の日々』なんだなって感じてもらえるんじゃないかなと」 ――もともと原作を読んでいたというのは、映画が決まる前から? 「はい。普段から漫画をめちゃくちゃ読むんですけど、SNSで1巻の表紙を見た時から、すごくインパクトがある見た目だなってすごく気になっていたんです。それで気になって読んでみたら、めちゃくちゃ平和だし、悪い人が1人も出てこない。それでいて矢野くんから色気を感じる、こういう漫画って見たことないなと思いハマっていきました」 ――読み進めていく中で、どういう感想を持ちましたか? 「本当にハッピーな気持ちにもなるなと思いました。それから、矢野くんが喉から手が出るほど欲しい"普通の日常"って、僕たちが普通に過ごしいてることだなと思わされて、今まで過ごしてきた毎日って、すごい尊いものなんだなと感じるようになりました」