寺島進が血の通った演技で魅せる!愛される刑事役を熱演した「再捜査刑事・片岡悠介」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.10.31

親近感の沸く血の通った演技が印象的で、さまざまな映画やドラマで唯一無二の存在感を放ち続けている俳優・寺島進。近年は「駐在刑事」シリーズを始め、数多くの主演作で刑事役を人情味たっぷりに演じていることで知られる。そんな寺島の代表作のひとつが、2010~2018年に放送された土曜ワイド劇場の「再捜査刑事・片岡悠介」シリーズだ。 気さくでお調子者、そして美人にめっぽう弱い、警視庁捜査一課の型破り刑事・片岡悠介が、未解決事件の継続捜査を行う過程で浮かび上がるさまざまな人間模様を描く本シリーズ。中でも「再捜査刑事・片岡悠介8」は、片岡の初恋の相手との再会から始まる物語だ。 とある公園で、小料理屋の店主・二階堂隆二(池田政典)が殺害される事件が発生。凶器の包丁からは、5年前の料理評論家殺人事件の被疑者で、事件後に飛び降り自殺を図った桜木敏彦(原田龍二)の指紋が見つかる。二階堂殺人事件の捜査の過程で高校時代に想いを寄せていた桜木春美(三浦理恵子)と運命の再会を果たした片岡は、胸をときめかせながら、5年前の事件の再捜査に動き出す。秩父の酒蔵と外食チェーンの料亭買収が結びつき、事件の謎が動きだす最中、自殺したはずの敏彦の生存が明らかになる...。