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長渕剛の娘・文音が女優デビューを果たした感動作「三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~」

青森県十和田市にある県立農業高校を舞台に目を患った馬と女子高校生の触れ合いを実話をベースに描いた映画が「三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~」(2008年)だ。メガホンを取ったのは「陽はまた昇る」、「半落ち」が日本アカデミー賞の優秀作品賞などを受賞した佐々部清。主演を長渕剛と志穂美悦子の娘であり、本作が女優デビューとなった文音(旧・長渕文音)がつとめた。馬術部で担当馬・タカラコスモスの世話をする香苗を演じた文音は公開後、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。インストラクターのもと毎日のように馬に乗る練習を重ね、馬術シーンにスタントマンなしで臨み、馬とともに成長していく高校生の喜怒哀楽を瑞々しい表情で演じきった。

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