『BeReal』を活用したマッチングアプリに潜む危険性
#生活 #SNS,マッチングサービス 2024.10.18
近年、若者の間で人気を集めている「映えない系SNS」BeRealを活用したマッチングアプリが急速に拡大している。BeRealは、ユーザーが日常の一瞬をありのまま共有するSNSで、1日1回、ランダムな時間に2分以内で写真を投稿するという独自の仕組みを持っている。 2023年12月にリリースされた「BeMatch.」は、BeRealユーザーが新しい友達を見つけることができるアプリとして注目を集めている。ユーザーは他のユーザーの投稿をスワイプして、気に入った相手とマッチするとBeRealを交換できるシステムだ。リリースからわずか2週間でApp Store4位にランクインし、その後も急成長を続けている。2024年7月には、スワイプ総数が6億回を超え、マッチ数は900万回に達しており、口コミやTikTokでの拡散が大きく影響している。主な利用者層は10代から20代前半のZ世代が中心だ。しかし、この急速な成長にはリスクも存在する。当初BeMatch.は「4歳以上対象」としてリリースされたが、通常のマッチングアプリが18歳以上を対象にしているのとは異なる。この年齢設定については、BeRealが「12歳以上対象」であることを考慮すると、適切な年齢層に配慮した調整が求められている。