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藤井フミヤの髪型も懐かしい!チェッカーズが3曲ベストテン入りした「ザ・ベストテン」の伝説回は中森明菜が1位を記録し、デビュー間もない吉川晃司もパフォーマンス

「ザ・ベストテン」は、1978年1月にスタートし約12年にわたって放送された伝説の音楽番組だ。歌謡曲、演歌、ポップス、ロックなどジャンルの枠を超えて、その時代を彩るヒット曲をカウントダウン形式で発表した生放送番組でもあった。黒柳徹子と久米宏が司会を務め、二人の絶妙なやり取りや出演者との軽快なトークも大きな見どころとなっていた。10月20日(日)にTBSチャンネル2で放送されるのは、1984年5月24日放送回。この週の最大のトピックは、何と言っても3曲同時にランクインしたチェッカーズだった。 チェッカーズは、リードボーカルの藤井郁弥(現・藤井フミヤ)、サイドボーカルの高杢禎彦と鶴久政治、ギターでリーダーの武内亨、ベースの大土井裕二、ドラムの徳永善也、サックスの藤井尚之による福岡県久留米市出身の7人組バンド。1981年に「ヤマハ・ライトミュージック・コンテスト」全国大会のジュニア部門でグランプリを獲得してデビューのきっかけをつかんだ。そして1983年9月21日に「ギザギザハートの子守唄」でデビュー。バンド名通り、チェック柄で統一した衣装は、後に彼らのトレードマークにもなっていく。 翌1984年1月24日にリリースした2ndシングル「涙のリクエスト」で大ブレイクを果たした。ゆったりと歌い上げるオープニングから一気にテンポアップしてノリの良い"オールディーズ"的要素もあるこの曲は切なさも感じられ、幅広い層に支持された。発売後、2月23日に注目曲として「今週のスポットライト」のコーナーで「ザ・ベストテン」に初出演したチェッカーズは、この番組への出演の効果は絶大で、3月8日放送回で7位にランクインし、3月29日には1位にまで上り詰めた。初速ではなくジワジワと売れてきたこともあって、「涙のリクエスト」はロングヒットを記録し、7週連続で1位をキープすることとなった。 この曲で興味を持った視聴者が次に手を伸ばしたのはデビュー曲の「ギザギザハートの子守唄」で、相乗効果でこちらもジワジワとランクアップ。当時はシングルがリリースされるサイクルが短かったこともあり、5月1日に3枚目のシングル「哀しくてジェラシー」がリリースされ、5月17日放送回で「ギザギザハートの子守唄」「涙のリクエスト」「哀しくてジェラシー」の3曲が同時ランクインするという快挙が成し遂げられた。翌週の5月24日放送回でも2週連続となる3曲同時ランクインを達成。毎週多くのシングルがリリースされ、どんどんヒット曲が生まれる中での2週連続という偉業は、チェッカーズの勢いと人気、それと注目度の高さを示している。

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