LLRが八門遁甲ライブシリーズを開催!今バトルライブに挑戦する理由とは?
#芸能 #タレント・芸人 #インタビュー 2024.10.4

LLR(福田恵悟、伊藤智博)が来年の『THE SECOND~漫才トーナメント~』を見据えたライブ「LLRの八門遁甲ライブ~決勝でやるネタをみんなで決めるライブ~」を実施中だ。このライブは、THE SECONDの優勝を狙い、お客様に勝負ネタを決めてもらおうという趣旨で、2人が合計7本のネタを披露し、観客が面白かった3つに投票→いちばん得点が高かったネタを『THE SECOND』の決勝でやるネタにするという画期的な内容となっている。 第1回は9月16日に座・高円寺2で開催。モグライダー、ラブレターズ、ニューヨークとともに行い、大盛況に終わった。 今回は、八門遁甲ライブシリーズの意図、そしてTHE SECONDへの思いなどについて話を聞いた。 ――まず「LLRの八門遁甲ライブ~決勝でやるネタをみんなで決めるライブ~」をやろうと思ったきっかけを教えてください。 福田「昨年THE SECONDに出させていただいて、ベスト32で負けちゃったんですけど、準備が足りなかったなと痛感しました。なんとなくやっていたので、今年はTHE SECONDに向けて準備したいと思い、開催を決めました。1年間のスケジュールを組んで、9月からやっていこうとなりました」 ――八門遁甲ライブシリーズでのテーマなどはあるんでしょうか? 福田「恥ずかしながら、ネタを調整するということを今までやってこなかったんです。今回のライブシリーズではネタ調整に挑戦したいと思っています。基本的には大幅なネタ変更はなくて、ネタの中を変えていこうと思っています」 ――ネタの調整はあまりしないものなんですね。 福田「僕の場合はなめていましたね」 伊藤「ははは(笑)」 福田「当時、僕らくらいの世代の芸人は毎日舞台に出ていたんですよ。舞台に出て、今日は仕事終わったってなるんですよ。そうすると、ネタの調整とかしなくなってくる。それでも、しているやつは成長していたと思うんですけど、僕らの場合はただただ今日の仕事を終わらせるみたいになっていました」 ――これからのライブシリーズでは"調整"、そしてネタを"叩く"ということをやっていくと思います。"叩く"を説明するとしたらどのような感じでしょうか? 福田「僕もまだよくわかっていないんですよね」 伊藤「ははは(笑)。始めたばっかなんでね」 福田「僕の場合はネタをこれまで300~500本くらい作っていると思うんですけど、やってウケなかったら、これはウケないネタなんだと諦めていました。でも、他にも原因があるんじゃないかと探るのが"叩く"ということなのかなと。例えば、伝わっていないとか、見せ方が悪いとか...変えてもだめなパターンもあると思いますけど、そこまで粘ったことがなかったんですよ」 ――なるほど。では、漫才自体はデビュー当初と比べて変化していると感じますか? 福田「あまり変化はしていないですね」 伊藤「僕らは型みたいなものがないので、ある意味変化し続けているのかもしれないです。自分たちらしい漫才というのはまだわかっていないですね」 福田「僕の中のテーマとしては人がやらないようなテーマでやりたいというのがあります。もし、同じようなテーマでやるなら、ぶっとんだボケを入れるようにしていますね」 ――自分たちが理想としている漫才はありますか? 福田「理想としているからといってできるわけではないので、難しいですね。挙げるなら、あいつらです。角刈りとマッチョの...」 ――ミルクボーイですか? 福田「そうそう」 伊藤「やばいな(笑)。ミルクボーイを角刈りとマッチョと認識しているの」 福田「ミルクボーイの漫才はあいつらの努力だと思いますけど、最強型だと思います。何やっても面白いし、何でもはめられる。フォーマットもすごいし、汎用性が凄まじい。できるならあれをやりたいです。楽そうだし」 伊藤「そんなことはないでしょ(笑)」