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宮崎あおいが「篤姫」の後に見せた秀逸な母娘のドラマ...名優・大竹しのぶとの「魂の触れ合い」も胸を打つ贅沢な演技合戦

辻村深月のベストセラー小説を原恵一監督がアニメ映画化した「かがみの孤城」で、悩み多き子供たちを優しく包み込む先生役を演じている宮崎あおい(※「崎」は正しくは「立さき」)。原監督作品へは「カラフル」(2010年)、「はじまりのみち」(2013年)に続いて3作目となるが、他にも数々の名監督から信頼を寄せられる存在として活躍を続け、2023年も前田哲監督が浅田次郎の時代小説を映画化する「大名倒産」や、坂元裕二脚本のNetflix映画「クレイジークルーズ」など話題作が控えている。 映画女優として多彩なキャリアを誇っていた宮崎は、2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」で堂々と主役を務め、幅広い世代から支持される国民的女優へと成長。そんな中で宮崎が、初々しさと自分でもどうしようもない心の葛藤を見事に体現しているのが、大竹しのぶと母娘役で初共演を果たした「オカンの嫁入り」(2010年)だ。

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