鈴鹿央士の魅力炸裂!"主成分優しさ"を見事に表現したドラマ「silent」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.9.9

その可愛らしいルックス、温かい笑顔、優しい声。俳優・鈴鹿央士の魅力が遺憾なく詰まっていたのがドラマ「silent」だ。 2022年に放送された「silent」まで、鈴鹿はいくつかの話題作に出演。2021年4月には「ドラゴン桜 第2シリーズ」、2022年7月には「六本木クラス」に主要キャストの一人として登場した。 「ドラゴン桜」では、嫌味な優等生キャラクターである藤井遼役、そして「六本木クラス」では平手友梨奈演じる麻宮葵に健気に思いを寄せる長屋龍二役を演じた。一言で言えば、どちらも報われないキャラクターで、一視聴者としては同情心を強く抱いてしまった記憶がある。 だが、「silent」では鈴鹿演じる戸川湊斗に様々な感情を持つこととなった。 「silent」は川口春奈演じる青羽紬と、目黒蓮演じる佐倉想によるラブストーリー。2人は高校時代に付き合っていたが、ある日を境に想が一方的に別れを告げる。それから8年が経過し、2人は駅で偶然顔を合わせる。しかし、紬の声は届かず、想は「若年発症型両側性感音難聴」を患っていたというストーリーだ。 音のない世界を丁寧に描き、手話や舞台となった世田谷代田駅なども注目を集め、社会現象となった同作品。このドラマで鈴鹿が演じたのが戸川湊斗。紬と想が再会した時の紬の彼氏だ。 湊斗は紬の幼馴染で、想と同じサッカー部。相関図だけ見ていると、三角関係の"当て馬"と認識してしまうかもしれない。しかし、ドラマを見ていたら、湊斗を当て馬と表現することなど決してできない。