松村北斗がパニック障害に悩む男性を好演!誰かに優しくしたくなる映画「夜明けのすべて」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.8.30

アイドルグループのメンバーでありながら、俳優として活躍するのが松村北斗だ。 2021年に出演した連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でその高い演技力が広く知れ渡ることとなり、現在もTBSドラマ「西園寺さんは家事をしない」に出演し、お茶の間を虜にしている。また、俳優としてだけではなく、声優としても劇場アニメ「すずめの戸締まり」でクールな宗像草太役を務め、声だけの演技でも申し分ない実力を持っていることを示した。 そんな松村だが、代表作には2024年に公開されたばかりの「夜明けのすべて」を推したい。同作品は瀬尾まいこによる同名小説が原作となっており、三宅唱監督がメガホンをとって映画化された。 物語の主人公はPMS(月経前症候群)で月に一度イライラが抑えられなくなる藤沢(上白石萌音)と、パニック障害を抱える山添(松村北斗)。藤沢が山添の小さな行動に怒りを爆発させるが、それが2人が歩み寄っていくきっかけとなる。周囲の人の理解にも支えられ、物語は淡々と、かつ温かく進んでいく。