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唐沢寿明&鈴木京香が仕事に対する信念を笑わせながらもていねいに表現した「ラヂオの時間」

9月8日(日)に日本映画専門チャンネルで放送される、脚本家・三谷幸喜の映画監督デビュー作「ラヂオの時間」(1997年)は、生放送のラジオドラマ制作にまつわるドタバタを描いたコメディー作品だ。テンポのよい展開、絶妙な笑いが小気味よい三谷幸喜の代表作となった。 物語の舞台はラジオ局。生放送前にラジオドラマのリハーサルが行われる中、初めて書いた脚本が採用された主婦・鈴木みやこ(鈴木京香)は緊張しながらその様子を見守っていた。順調かと思われていたが、急に主演女優の千本のっこ(戸田恵子)は名前が気に入らないと言い始める。事を荒立てたくないプロデューサーの牛島龍彦(西村雅彦)は脚本の変更を依頼するが、次々と変更が加えられ、辻褄を合わせているうちに物語は壮大なスケールに。そして本番、生放送中も予想もしない出来事が次々と起こり、番組を成り立たせようとディレクターの工藤学(唐沢寿明)は奔走する。

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