ヴィヴィアン・リー演じるスカーレットが女性の共感呼ぶ、名作映画「風と共に去りぬ」
#芸能 #韓流・海外スター #コラム 2024.7.31

不朽の名作として今なお語り継がれているのが「風と共に去りぬ」だ。原作は1936年6月に出版された『風と共に去りぬ』で、1939年に公開された映画でありながら、21世紀に発表されているアメリカ映画ベスト100に複数回ランクインしており、映画好きでなくとも誰もが知る作品のひとつだろう。映画は4時間近い長編となりながら、決して飽きさせない構成となっている。 主人公は、農場経営で財を成した、オハラ家の長女スカーレット(ヴィヴィアン・リー)。彼女は誰もが振り返る美貌の持ち主であるが、勝手気ままな性格で、周囲の手を焼かせていた。 そんなある日、彼女にとってショッキングな出来事が起きる。彼女が愛してやまなかったアシュレー・ウィルクス(レスリー・ハワード)が、彼自身のいとこ・メラニー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)と婚約したのだ。スカーレットにとっては青天の霹靂で、取り乱し、当てつけのようにメラニーの兄であるチャールズ・ハミルトン(ランド・ブルックス)と結婚する。