中島健人のドSっぷりと、恋に揺れる小松菜奈の演技が絶品!映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.7.28

地味で暗い自分から脱却するため、全寮制の高校に転校した少女・赤羽由宇。しかし彼女を待ち受けていたのは、ドS男子との最悪な出会いだった...。そんなユニークな設定のもと、由宇の恋模様を胸キュンシーン満載で描いた青春ラブコメ映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」が公開されたのは2016年2月のこと。 原作はマキノによる同名の人気コミックで、キャスティングも豪華。中島健人がドS男子の黒崎晴人、ヒロインの由宇役を小松菜奈、黒崎とは対象的な王子様的存在・白河タクミ役を千葉雄大が務めた。映画に先駆けて2夜連続のスペシャルドラマが前年年末に放送されるなど、多くの話題に満ちた注目作だった。ここでは劇場版における中島と小松の演技について見ていきたい。 本作でもっとも注目を浴びたのは、やはり中島演じる黒崎のドSっぷりだ。物語の冒頭、登校する由宇の前に突然現れ、"顎クイ"をしながら「俺に絶対服従しろ」と言って、いきなり唇を奪う。その時の片目だけしかめる様に、黒崎のドSっぷりがよく現れている。中島の細かい表情の演技が光るシーンと言えるだろう。