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若き日の沢村一樹の好演で「スマートでカッコいい浅見光彦」がハマり役に!その後12年も続いた2時間ドラマの代名詞「浅見光彦シリーズ」

内田康夫原作による浅見光彦シリーズは、2時間ドラマの定番で、テレビ朝日を除く民放キー局でそれぞれ放送されている。TBS系では1994年から2019年まで制作されたが、初代の辰巳琢郎を皮切りに、沢村一樹、速水もこみち、平岡祐太が歴代の浅見光彦役を演じている。ただ、単発ドラマとして同局で1982年に放送された「後鳥羽伝説殺人事件」で国広富之が浅見を演じており、厳密には5人が演じていることになる。このうち、最も長く浅見を演じたのが沢村一樹で、第14作から第31作に主演した。さらに同局の連続ドラマ「浅見光彦〜最終章〜」も沢村の主演で2009年に放送されており、TBS版の浅見光彦といえば、真っ先に沢村を思い浮かべる人も多いだろう。 2001年に放送された「志摩半島殺人事件」は、沢村が浅見を演じた2作目にあたる。本業ルポライターの素人探偵ながら、鮮やかな推理によって犯罪を暴く浅見は、スマートな好青年というイメージ。そんなカッコいい光彦像に、当時30代前半の沢村が見事にハマっている。ちなみに原作の光彦の設定年齢は33歳である。 本作のストーリーは、海女の取材で志摩半島を訪れた浅見光彦(沢村一樹)が殺人事件に遭遇するというもの。風光明媚な志摩半島で、光彦は素朴で美しい海女・岩崎夏美(宮本真希)、役場の職員・本橋幸雄(高橋克実)とその妻・丹那子(大島さと子)らと出会う。そんな志摩の地で、元暴力団で自らの刑務所経験を書いて人気作家となっていた袴田啓二郎(渡辺哲)が何者かに殺害された。袴田は殺された日にホテルのロビーで懐かしそうな感じで電話をしていたという。 捜査を担当する鳥羽署は、袴田の過去に着目し、暴力団関係者等の交友関係を洗う。しかし、不審人物が目撃されていないことを知った光彦は、犯人は地元の人間だと確信する。そして数日後、新たな殺人事件が発生する。東京から来たルポライター・野村(並樹史朗)が志摩半島の英虞湾で謎の死を遂げたのだ。2つの事件に関連性を感じた光彦は、袴田と野村の経歴を調べる。すると、2人が同時期に岩手県大船渡市にいたことがわかった。さっそく光彦は岩手に向かうが実は大船渡は夏美や本橋にとっても縁深い土地だったのだ。

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