「涙の女王」から遡ること10年、キム・スヒョンがパク・ジウン脚本の「星から来たあなた」で証明したスター性
#芸能 #韓流・海外スター #コラム 2024.6.22

コロナ禍の日本に一大韓流ブームをもたらした「愛の不時着」(2019年)の配信開始から4年が経ち、同作の脚本を手がけたパク・ジウンが新作「涙の女王」で再び人気を爆発させている。韓国の放送局・tvNの歴代視聴率記録を更新、Netflixのグローバルランキング(TV・非英語部門)でも首位を獲得するなど、人気は世界中に波及。そんな熱狂的なムーブメントを巻き起こした"立役者"と言えば、同作がパク・ジウンと3度目のタッグとなるキム・スヒョンだろう。 「涙の女王」でスヒョンが演じたのは、優秀だが涙もろくて頼りない田舎出身の弁護士ペク・ヒョヌ。デパート業界の女王とされる財閥令嬢ホン・へイン(キム・ジウォン)と"世紀の結婚"をしたものの、今は冷え切った結婚生活を送るヒョヌの身に起こる愛の奇跡に、世界中から感動の声が続出。スヒョン自身も"韓国のゴールデングローブ賞"と言われる「第60回百想芸術大賞」で人気賞を獲得した。 だが、パク・ジウンとキム・スヒョンのタッグで思い起こさせるのは、今から10年以上前、「涙の女王」に負けない社会現象レベルのヒットを巻き起こした「星から来たあなた」(2013年)ではないだろうか。