佐藤浩市が不器用な男を演じる!樋口可南子、北川景子、野村周平、杉咲花とキャストも豪華な映画「愛を積むひと」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.6.2

北海道の大自然の中、第2の人生を歩む夫婦を佐藤浩市と樋口可南子が演じた「愛を積むひと」は切なくもハートウォーミングな物語だ。原作はエドワード・ムーニー・Jr.の小説「石を積む人」でメガホンをとったのは「釣りバカ日誌」シリーズなどの朝原雄三。佐藤演じる篤史は東京で金属加工の工場を経営していたものの、資金繰りがうまくいかず工場をたたむことを決意した男。樋口演じる良子は工場の経営を裏で支えてきた"しっかり者"。良子の希望により、夫婦は十勝岳が見える瀟洒な一軒家で暮らすことにする。キャストも魅力的な本作にはひとり娘で、東京で暮らす聡子役に北川景子、篤史とともに家の石塀作りを手伝う徹役に野村周平、徹の恋人・紗英役に杉咲花が出演。心臓病を患っていながら明るくてアクティブな良子はテレ屋で不器用な篤史や周りの人たちの人生を光で照らすような女性として描かれている。多くの人を感涙させた本作は第40回ブリュッセル国際映画祭に出品。樋口は最優秀女優賞を受賞した。