伊藤淳史と仲村トオルのコンビが新たな謎に挑む「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」
#芸能 #俳優・女優 #コラム 2024.5.30

2008年に第1シーズンが放送され好評を博したドラマシリーズ「チーム・バチスタ」。第1シーズンでは手術を隠れ蓑にした殺人疑惑、第2シーズンでは救命医の収賄疑惑と、現代の医療問題を取り上げた内容に加え、伊藤淳史が演じる心療内科医・田口公平と、仲村トオルが演じる厚生労働省官僚・白鳥圭輔のコンビの活躍もシリーズの魅力だった。 純粋で真面目、患者への思いやりに溢れる田口。飄々としながらも押しの強い言動が特徴で、"変人官僚"とまで呼ばれる白鳥。立場も性格も違う2人の掛け合いはまさに絶妙。シリーズが進むに連れ2人の関係も進展していき、2014年放送の第4シーズン「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」では"腐れ縁"といった雰囲気になっている。ここでは第4シーズンにおける2人を見ていこう。 物語は、東城医大病院に努める田口が地方の総合病院「碧翠院」に派遣されるところから始まる。壁翠院の院長は桜宮巌雄(柳葉敏郎)で、回復の見込みがない患者に最後まで自分らしく生きることを勧める「終末期医療」に取り組んでいる。死を待つ患者だけでなく、患者を看取る終末期医療はスタッフの負担も大きく、そのケアのために田口が必要というわけだ。