スマートホームデバイス規格「Matter 1.3」が登場、さらなる製品カテゴリーをサポート
#生活 #家電・スマートホーム,製品,IoT 2024.5.23

異なるメーカーのスマートホームデバイスを1つの通信規格で利用できるようにする「Matter」の新バージョン「Matter 1.3」が公開された。メーカーは当該バージョンのSDKを統合し、対応製品の開発が可能になる。 Matter 1.3では、これまでサポートされていなかった電子レンジやオーブン、クックトップ、レンジフード、ランドリー乾燥機などの家電製品がサポートされた。これにより、これらの家電の電源オン/オフ、調理時間や温度の設定など、基本的な操作がMatterデバイスから行えるようになる。さらに新たに導入された「エネルギーレポート」機能では、電力量やエネルギー消費/発電量のリアルタイム確認が可能に。電気自動車の充電制御機能や、漏水・凍結検知機能も追加された。また、テレビとの連携が強化され、掃除機やランドリーなどからの通知をテレビ画面で確認できるようになった。