YouTube、AIによる動画改変への新ルール発表
#生活 #YouTube,AI,動画 2024.4.7

YouTube は生成AI等で改変・合成された動画に、ラベル付けを義務付ける新たな施策を発表した。数週間後にCreator Studioに新機能が追加され、動画の説明欄やプレーヤー上に「プロモーションを含みます」ようなラベルが表示される。 クリエイターはチェックボックスを選択し、該当動画がAIを使用したものであることを開示しなければならない。ラベル付け対象となるのは、人物の顔を別人に変換したり、元の映画に登場しない有名人を出演させたりする動画だ。医療専門家の助言を音声シミュレーションしたり、実在する都市を攻撃する様子をリアルに描写したりした動画も該当する。つまり、現実と区別がつきにくい動画がターゲットとなる。一方、美顔フィルタの適用や車の動きを見せるための背景合成、過去の音声補正、アニメでのAI生成物体の利用など、非現実的な内容や軽微な編集は開示対象外となる。開示義務を怠ると、YouTubeから動画削除やパートナープログラム参加停止などのペナルティが課される可能性がある。