王将戦七番勝負を控える藤井聡太の12月の対局を振り返る!
#芸能 #俳優・女優 #俳優・女優 2024.1.5

八冠制覇により各種タイトル戦の予選がなくなった。さらには竜王戦七番勝負もストレートで決着したため、12月はほとんど対局がない状況に。今期も最高勝率更新の可能性を残しているが、果たしてどうなるだろうか。
※対局予定棋士の名前の後の()内は藤井から見た過去の対戦成績。
12月7日に第31期銀河戦決勝トーナメント2回戦の千田翔太七段戦が放映。角換わりから力戦模様になり、難解な形勢が続く。終盤まで際どい勝負だったが、最後に藤井が抜け出して制勝。
続いて12月19日に準決勝の杉本和陽五段戦が放映。杉本の三間飛車から相穴熊になる。難解な中盤戦だったが、大駒を押さえ込んで藤井がリード。一気に突き放し、寄せ合いの前に投了に追い込み決勝進出を決める。
12月26日に決勝の丸山忠久九段戦が放送。角換わり腰掛け銀から後手の藤井が動くが、丸山のカウンターを浴びる。薄い玉形ではまとめきるのが難しかったか、珍しく粘ることもできずに押し切られた。結果は準優勝で、一般棋戦では久しぶりの敗戦となった。 第73回NHK杯将棋トーナメントは3回戦で久保利明九段(4勝3敗)と対戦する。放送は1月21日(日)の予定。
第73期ALSOK杯王将戦七番勝負の挑戦者は菅井竜也八段(9勝4敗)に決定。タイトル戦では前期の叡王戦五番勝負以来の対戦で、二日制で顔を合わせるのは初。第1局は1月7(日)、8日(月)に行われる。