萩原健一が純朴な少年を演じる!桃井かおりとの絡みも見どころのドラマ「前略おふくろ様」
#芸能 #俳優・女優 #俳優・女優 2023.11.23

倉本聰が脚本を手掛けた連続ドラマ「前略おふくろ様」は、「太陽にほえろ!」「傷だらけの天使」で絶大なる人気を誇っていた"ショーケン"こと萩原健一が山形弁を話す純朴な青年を演じ、当時、アウトローな役柄が多かったがそのイメージを一掃、役者としても飛躍した作品だ。また、萩原はナレーションも担当。タイトルにもなっているが、母親に宛てた手紙を読む形でナレーションが入り、主人公の心情や人柄もわかりやすくなっている。のちの倉本聰のヒット作「北の国から」(1981年)でも用いられたこのナレーションの形式のほか、主人公の鬱屈とした心理描写や周囲の人々との会話劇、細部にわたるまで倉本テイストがあふれている。