TikTok収益多角化へ、サブスクサービスのテスト導入
#生活 #TikTok,SNS,サブスクリプション 2023.11.12

中国テック大手のバイトダンスが手がける動画投稿アプリTikTok(ティックトック)は、広告なしの定額利用サービスをテスト中であると明らかにした。 広告なしのショート動画は月額4.99ドル(約750円)で楽しむことができる。TikTokは、米国以外の英語圏の単一市場でサブスクリプションサービスをテストしていると認めたが、「小規模なテストであり、サービスを必ずリリースする意図ではない」と説明している。TikTokは、広告とECを主な収入源としてきたが、景気低迷や企業の広告費削減の影響で、米国での広告事業が苦戦している。また、東南アジア市場でのEC事業展開も遅れている。インドネシア政府は、SNS上での物品販売を禁止すると発表し、これによりTikTokは同国で展開していた「TikTok ショップ」の提供停止を余儀なくされた。サブスクリプションサービスのテスト導入は、広告とECに加えて、新たな収入源を確保するための試みと考えられている。