豊川悦司が梅安というキャラクターの魅力を語る「役者冥利に尽きる、素晴らしい役でした」
#芸能 #俳優・女優 #俳優・女優 2023.8.27

作家・池波正太郎の生誕100年を記念して製作された映画「仕掛人・藤枝梅安」で、"梅安"に挑戦した豊川悦司さん。 「今回は原作に立ち返るというコンセプトがありました。緒形拳さんが映像化第一作(「必殺仕掛人」)で演じられてから、梅安というキャラクターが独り歩きしてきた歴史があるように感じていたので、池波正太郎作品という世界の中の一キャラクターとしての梅安を、再確認したいと思いながら演じました」
豊川さんが考える"梅安"の人物像を聞いてみると。 「"梅安は日本を代表するダークヒーローである"というイメージが最初からありましたし、池波先生もそういうつもりで書かれたような気がします。『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵や『剣客商売』の秋山小兵衛とは色が違っていて、"実は社会にはこういう側面もあるだろう"という矛盾や不条理を背負わされたのが、梅安というキャラクターなのかなと思います」
梅安の相棒である彦次郎を演じる片岡愛之助さんとは今作が初共演。