2005年7月から9月にかけて日本テレビ系にて放送された連続ドラマ「女王の教室」は、天海祐希演じる主人公・阿久津真矢が子どもたちを恐怖で支配する"連続ドラマ史上最悪の鬼教師"ぶりが賛否両論の渦を巻き起こし、番組ホームページには10数万件のコメントが寄せられるなど社会現象化。連続ドラマ放送時は、視聴者に安易な共感を抱かせないことを目的に、真矢というキャラクターの過去を描くことは禁じ手にしていたそうで、その結果、鬼教師に踏みつけられる子どもたちの姿がありありと描き出されていた。