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北村匠海が破天荒な父親のもとで成長する若者を熱演!家族の絆に心温まる映画「とんび」

幼少の頃から子役として活躍し、今現在、俳優はもちろんダンスロックバンド「DISH//」でリーダーを務めるなど、幅広い活動を続ける北村匠海。映画初主演となった2017年公開の「君の膵臓をたべたい」では、第41回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞していて、その実力は折り紙付きだ。 北村には、青春映画がよく似合う。先の「君の膵臓をたべたい」を始め、高校生活の中で4人の仲間たちの恋心が交差する2020年公開の映画「思い、思われ、ふり、ふられ」や、東京で暮らす若者の恋と葛藤を描いた2021年の「明け方の若者たち」などは、その代表作といえる。 どこかあどけなさの残る面立ちに、何かを秘めたような大きな瞳。そして多感な心情を余すところなく伝える演技力があるとなれば、思春期の若者や、社会に出たての若者役のオファーが多いのもうなずける。 そんな北村が、周囲に支えられ成長してゆく若者を演じた作品として注目したいのが、直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作とした2022年の映画「とんび」だ。事故で母を失った父と子の絆や、周囲の者たちとのふれあい描いた物語で、青春映画とはひと味違う北村の熱演が味わえる。

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