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役者としての底知れぬポテンシャルを次々と発揮!草なぎ剛の凄みを感じさせる2020年代の2本をピックアップ

「いいひと。」や、「僕の生きる道」をはじめとした「僕シリーズ3部作」などの連続ドラマ、『黄泉がえり』(2003年)、『日本沈没』(2006年)などの映画で、その親しみやすいキャラと共に確かな演技力を印象づけてきた草なぎ剛(※草なぎの「なぎ」は正しくはゆみへんに「剪」)。連続ドラマをバージョンアップさせた2012年の映画『任侠ヘルパー』あたりから危険なアクションも自らこなすようになった彼は、もはや日本を代表する第一線の俳優の一人と言ってもいいだろう。 その勢いは加速するばかりで、2019年の『台風家族』では最低最悪なクソ主人公を全身で怪演!2021年のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」では、後に将軍になる徳川慶喜を葛藤が見え隠れするつかみどころのないキャラで体現して話題に。今年放送されたドラマ「罠の戦争」でも、権力で事件を隠蔽しようとする国会議員への復讐を決行する議員秘書を圧倒的な熱量で演じて視聴者の目を釘づけにした。

そんな草なぎの近年の映画の代表作が、2020年の『ミッドナイトスワン』と2022年の『サバカン SABAKAN』。まったく違う味わいを持つこの2作の彼を観れば、芝居の幅の広さや役者としてのただならぬ力量を実感することができる。 『ミッドナイトスワン』は『下衆の愛』(2015年)、『異動辞令は音楽隊!』(2022年)などの内田英治監督が、自らのオリジナルシナリオを映画化した人間ドラマ。本作で新宿のニューハーフショークラブで踊るトランスジェンダーの主人公、凪沙に扮した草なぎは映画の公開前から話題になったが、役になりきった彼はもはや凪沙にしか見えない。見た目の美しさだけではなく、全身に憂いや儚さを漂わせていて、発声から吐息まですべてが別の人格に。

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