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尖っていて、痛々しくて、でも妙に心に残る...『TITANE/チタン』『アネット』などカンヌ国際映画祭受賞作を宇垣美里が振り返る

カンヌ国際映画祭。是枝裕和監督『万引き家族』(2018年)のパルム・ドール獲得や、当時14歳の柳楽優弥が『誰も知らない』(2004年)で男優賞を受賞したことでご存じの方も多いだろう。新作映画の売買が行われ、約800社が参加するカンヌ・フィルム・マーケットも同時開催されることから、世界三大映画祭の中でも最も世界的な注目度が高いと言われている。 カンヌの受賞作品が持つ特徴は、独自性や商業性。映画作品としてのクオリティの高さはもちろんのこと、革新を求めるからこそ、エンターテインメント性以上に、難解ながらも芸術性に溢れた作品を評価する傾向にある。観てスカッとする、心温まる、というよりは、心かき乱されるような、価値観を揺るがされるような。なんだかすごいものを観てしまった...とクラクラと衝撃を受けるようなものも。そんなカンヌ国際映画祭から一昨年、第74回の受賞作をいくつかご紹介しよう。

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