オスカー受賞で話題のミシェル・ヨーの原点!時代を切り開いた「戦う女性」のキャラクター
#芸能 #韓流・海外スター #コラム 2023.4.2

先日行われた「第95回アカデミー賞」で監督賞、作品賞などの主要部門を筆頭に最多7部門を受賞し、一大センセーションを巻き起こした映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」。うだつの上がらない女性・エブリンが突如、全多元宇宙の命運を託されるというオリジナリティあふれたこの作品で、主演のミシェル・ヨーはアジア系として初の主演女優賞を受賞。新たな歴史の1ページにその名を刻んだ。 ヨーは仕事も家族関係も絶不調の主人公を筆頭に、カンフーマスター、歌手、シェフ...など、様々な次元に生きるエブリンを巧みに演じ分けた。悪の組織を相手にしたキッレキレのカンフーなど華麗なアクションも見せているが、ヨーといえば女性アクションスターの第一人者として長らく活躍してきた。「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997年)や「グリーン・デスティニー」(2000年)、近年もマーベル作品「シャン・チー/テン・リングスの伝説」(2021年)など大作でも存在感を示している。